ベッドの歴史は長く、最初に生まれたのは紀元前のエジプトであるといわれています。
その後ヨーロッパにも広まり現在のようなマットレスが使われるようになりました。
日本の寝室はずっと畳に布団というスタイルが一般的でしたが、昭和に入って西洋の文化が入ってくるとともに畳の部屋が減るなど家の様式も変わりベッドで寝る人が増えていきました。
現在は日本でも3人に1人の人が使用していて、所帯ごとの普及率では6割の家庭にベッドがあるというデータもあります。
ベッドに普及にともなって、より快適に寝られるマットレスも開発されています。
一番普及しているのはスプリングマットレスで、ボンネルコイルとポケットコイルの種類があります。
ボンネルコイルはスプリングが連結されていて体を全体で支えることができ、硬めの寝心地のマットレスです。
ポケットコイルはスプリングが独立しているので体圧が分散され、体にフィットした寝心地になります。
他にも体への負担の少ない低反発マットレスや、腰痛の人のために開発された樹脂でできたマットレスなどがあります。